福井のちょっと遠慮しすぎじゃないかと思えるくらいおとなしく抗議の声をあげる紳士・淑女の市民(約300人ぐらいとか)をも恐れるほど、よほど後ろめたかったのだろう。
集まった300人の声は、数百万、数千万の福井、近畿、関西、中京の住民の声だ。まだまだ、そんなに簡単に再稼働はさせてはならない。みんなで、声をあげ、意思表示をしていこう。
抗議の様子は、本会の会員でもある福石みん氏のブログでどうぞ。
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福石みんの福井市民レポート : 【現場】福井県庁前で原発反対前アクション/枝野経産相の福井県入り http://blog.livedoor.jp/fortune2914stone/archives/51189490.html
読売新聞 2012年4月15日
「経産相 大飯原発再稼動、福井に要請」
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120415-OYO1T00119.htm?from=top
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枝野経済産業相は14日、福井県庁で西川一誠知事や時岡忍・同県おおい町長らと会談し、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(おおい町)の再稼働への同意を要請した。西川知事は、有識者でつくる県原子力安全専門委員会に諮り、県議会やおおい町の意見を聞くなど、再稼働の是非を判断する手続きに入ることを伝えた。近畿の知事らから再稼働に慎重な意見が出ていることを踏まえ、政府には「ぶれることなく、電力消費地から理解が得られるよう責任を持って対応することが必要だ」と求めた。
枝野経産相の要請を受けた同県は、政府の安全基準の妥当性を検証する県原子力安全専門委員会の会合を16日に開く。その後、県議会が再稼働について議論。おおい町は住民説明会を経て、住民の意思を確認する。西川知事はこうした議論を踏まえて国に回答するが、判断時期については「特段のめどはない」とした。
この日の会談で枝野経産相は西川知事に、東京電力福島第一原発事故を踏まえて政府がまとめた安全基準を説明、「大飯3、4号機は基準を満たしており、福島の事故のような地震、津波が来襲しても、大事故には至らない」と述べた。
原発の位置づけについては、「日本社会の現実を考えると、安全確保と信頼性向上を追求することを前提に、重要な電源として活用することが必要」と強調。再稼働なしで夏を迎えると深刻な電力不足に陥り、電気料金の値上げや企業活動にも影響が及ぶと指摘した。
そのうえで、「日本のエネルギー安定を支えた立地自治体の思いを重く受け止め、将来の不安に対し、しっかり応えていく覚悟だ。再稼働に、ご理解いただきたい」と求めた。
これに対し、西川知事は「県が求めてきた安全対策について一定の回答が示されたと考えるが、妥当性は、県の原子力安全専門委員会で厳正に確認したい」と表明。さらに、「日本の経済社会の安定と発展のため、原発は重要、不可欠であると、政府は明確な姿勢を示し、メッセージを出してもらいたい」と要望した。
一方、枝野経産相が国会で「日本中すべてが(原発の)地元」と述べたことに対し、西川知事は「日本中が地元というぼんやりした状況ではいけない」と批判。県内に原発が立地してから40年以上たつことに触れ、「県が様々なリスクや不安に向き合い、安全性を高める努力を続けていることを認めてほしい」と訴えた。
枝野経産相は「重く受け止めさせていただく。立地自治体は地元中の地元」と応じ、福井県を重視する考えを示した。
会談後、記者会見した西川知事は再稼働の是非について、「最終的には立地県が判断すべきもの」と強調した。
政府は、再稼働に批判的な滋賀県や京都府などにも経産省幹部らを改めて派遣して説明する方向で検討している。地元や国民の一定の理解が得られたと判断すれば、野田首相ら関係閣僚が改めて会合を開き、再稼働を最終決定する。
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