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2012年3月12日月曜日

『5時間で栃木県、そして、11/3/11以降の気象データについて』

昨日は東日本大震災から丸一年。各地で追悼や未来は
どうあるべきかを考える機会となるイベントやTVで
も特集が組まれたりして、自分自身の想いを新たに
された方も多かったかと思います。

自分は青空の下、水晶ヶ浜へ行ってまいりまして寒中
水泳を・・・とありきたりの冗談はさておき、風船を
500個飛ばして来ました。

500個の風船が飛んでいく様子はこちら

澄んだ青空に色とりどりの風船がふわーっと飛んでいく
様子は表現力の乏しい自分としては何と表現していいのか
分かりませんが、とっても感動しました。


その飛ばした目的は美浜原発を目の前にした水晶ヶ浜から

「拾ったら、いつどこで拾ったかを連絡ください」

と書かれたハガキをつけ「もしも」が起こった時に昨日
の風向き、風速だとどのくらいのスピードでどこまで飛ぶ
のかを知るということです。


飛ばしたときはサホド風は強くなかったので飛んだ方向から
すると嶺北の市町に向かってるので2、3時間後に県内の
どの市町から連絡が入るかと待っていたのですが一向に
入らずどうしたんだろう?っと思っていたのですがマサカ!
の栃木県でした。

ちなみに下記にて昨日の美浜の風向や風速が分かります。

風速の目安についてはこちら


昨日は飛ばした時間帯である11時半頃は左程強い風でも
なくデータでも5.5~5.7m/sだったので正直驚いた次第です。


そこで「じゃー311のときの風向きと風速はどんなんだったんだろう」
と知りたくなったので福島第一原発近くの浪江町を調べたら16時以降から

3/29までデータがありませんでした・・・。



あれっ?何で?


「壊れていた???」

「不安を煽らないよう配慮?」


それとも・・・。


皆さん、このときの気象データが無いってこと知ってました?

4 件のコメント:

  1. たかが風船飛ばしといえども、大変なミッションでした。ご苦労さまでした。

    5時間で栃木に飛んだというのは、極めて重要なデータになると思います。ありとあらゆる面で。
    まず、逆に風が吹いていたら、もし栃木に原発があったら5時間で、まとまった放射能が敦賀に飛んでくるということです。
    栃木は、福島事故で高く汚染されました。ということは、福井もかなりの量が届いている可能性があります。
    また、関東の人の原発といえば、福島、東海、浜岡、新潟で福井やほかの原発はあまり意識していないと思いますが、風船が5時間では、福井の原発事故でも放射能が「届く」どころか直撃になる可能性を示しているのではないでしょうか?
    関東の仲間へ、この事実を伝えました。

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  2. コメントありがとうございます。確かに重要なデータですね。
    自分としては今回風船を飛ばしたことにより、拡散の速さを
    実感し、これを人に伝えることが出来ました。

    そして西でなったらすぐに東なので東の人程、被害にあう
    確率は高いということですから自分達も福井だけでなく
    玄海をはじめ西の原発を止めないと後世に希望の持てる
    未来を残せませんよね。

    あっ、西と言えば韓国や中国をはじめ・・・全部ですね!

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    1. そうですね。
      玄海原発の裁判には韓国の方も入ってますが、韓国の原発も深刻です。
      世界中の原発を止めねばなりません。世界中の原子力村対民衆パワーでしょうか?

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    2. 一部の権益者のために原発が利用されていることに多くの民衆に気付いていただきたいです。多くのいのちが犠牲になるならないなど権益者は関係なく石油との利権争いに躍起ということを。

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