情報隠しとごまかしをやっていることが判っている当事者が安全といって、通用する世界があるのだろうか?しかし、自分達の生きている社会は、福井の歴史は、その繰り返しだったんではないだろうか?
第一級の地震学者の石橋克彦氏は、若狭震災前夜であるといっている。福島第一原発事故でも、誰も責任をとっていない。また、「想定外」ですむと思っているのだろう。
だが、福井で事故がおこれば、想定外ですむような話ではなくなる。
ウソやごまかしが常態化している当事者のデータが通用する社会でいいのだろうか?
民主主義が問われているのではないだろうか?
読売新聞 2012年3月1日
「県内原発 活断層連動「考慮は不要」
電力3事業者 100万~46万年に一度
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県内の原発周辺の複数の活断層が連動して動く可能性を再検証していた電力事業者3者は29日、「新たに連動を考慮する必要はない」とする調査結果をまとめた。再稼働の前提となるストレステスト(耐性検査)の審査が最も早く進む関西電力大飯原発も問題はなく、テストの結果に影響しないと結論づけた。経済産業省原子力安全・保安院が5キロ以上離れた断層同士が連動して地震を起こすことと、断層が動いて地盤内の力のバランスが変わる可能性を踏まえた再検証を指示。3事業者が文献を調べたり、地盤がひずむのにかかる時間などを計算し、連動する頻度が100万年に1度未満~46万年に1度など、非常に低いことを確認した。
このうち、専門家から大飯原発近くの断層との連動の可能性を指摘された熊川断層について関電が影響を計算。想定を1割程度上回る揺れが生じる可能性があるが、耐性検査で1・8倍の余裕があることから「連動に伴う地震が発生しても問題ない」とした。
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関電は同日、大飯原発敷地内の斜面について、想定される地震に対して安定性の余裕があるとする評価結果を報告した。美浜原発は3月に、高浜原発は4月に報告する予定。
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