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2012年2月29日水曜日

震災1周年で10日に追悼式 県内宗教関係者、参加呼び掛け

祈ろう。
3月11日は、永平寺でも集いが行われる。
悲しみを乗り越えて、祈り、犠牲をかみしめて、災害に耐えうる世界にしていこう。


福井新聞  (2012年2月28日午前8時18分)
震災1周年で10日に追悼式 県内宗教関係者、参加呼び掛け
=================== 記事全文 ========================被災地へのメッセージが記された「散華」を整理する関係者=鯖江市石田下町の専光寺
 福井県内の宗教関係者でつくる「東日本大震災追悼式実行委」は震災から1周年となる前日の3月10日、福井市のフェニックス・プラザで追悼献花式を行う。参加者の思いを一つにしようと、花びら形の紙を散らす儀式「散華(さんげ)」を企画。「大変な災難の時代を生きている私たちが、共に犠牲者へ祈りをささげたい」と、宗教関係者や一般の参加を募っている。(久慈かおり)

 実行委には仏教関係者を中心に神道やキリスト教、立正佼成会などの有志が参加している。式では参加者による献花の後、宗教関係者が客席を歩き、念仏を唱え、散華を行う。読経の後、宮城県出身で元曹洞宗管長の板橋興宗禅師が追悼の言葉をささげる。

 散華は、釈迦(しゃか)が誕生した際や入滅した際、天から花びらが舞い降りてきたという伝説から生まれた儀式。実行委は縦約20センチ、横約15センチの花びら形の紙を2枚セットにして3千組用意し、県民のメッセージを募っている。

 紙は青、黄、白、赤、灰の5色で、片面には板橋禅師が書いた言葉が印刷されている。1枚は被災地に送り、1枚は会場で散らす。

 散華を企画した曹洞宗金剛院の諏訪大明住職(越前市深草2丁目)は「喜びも悲しみも分かち合う儀式。散華をすることで宗教関係者、一般の人の区別なく、一人一人に追悼の思いを持ってほしい」と準備を進めている。

 追悼献花式は「東日本大震災追悼の集い」の第1部として行う。第2部、第3部は「復興支援ボランティアフォーラム」(東角操事務局長)が運営し、大野市出身でタレントの清水国明さんの講演会「共に歩む支援」、和太鼓や歌などのコンサートがある。

 追悼の集いは3月10日午前11時45分から。参加無料(別途献花代が必要)。問い合わせは真宗大谷派専光寺の佐々本尚住職=☎090(3922)2824。散華の参加希望、問い合わせは金剛院の諏訪住職=☎0778(22)7188。

=================== 記事終 ==========================

記:ふっ

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