最近、痛切に思うのだが、原子力推進派は、福島第一原発事故をうけて、「おおいに反省」し、脱原発派となったようだ。
脱原発だけど、原子力も当面必要ですね。と言いながら。
本ブログ、福石民さんが紹介する下記の対談などで、(かっての)推進派が今何をやろうとしているか見えてくる。
みんなでウケた原発ガチンコ動画
http://tadabitonokai.blogspot.com/2011/12/blog-post_23.html
上の動画は長いので観るのは大変だが、この中で、田原総一郎は原発の段階的停止を主張している。むろん、脱原発をソフトランディングでという人は、段階的停止を主張する人も多いが、田原総一郎という人間については、下記の記事をご覧いただければ、どういう人間か判る。
田原総一郎ともんじゅ
http://blogs.yahoo.co.jp/kumanote8621/10272793.html
そんなことが判りだすと、年度末にはまだ間があるのに、最近上限を超えたということで締め切りになった補助金のことなどが気にかかる。
「平成23年度太陽光発電・省エネ設備導入促進事業補助金のご案内」
http://www.pref.fukui.jp/doc/kankyou/taiyoukou2011.html
この予算は、3.11前に準備されたものであるとはいえ、9月補正予算で件数を増やされているが、それでもたった550件。全件上限額としても、¥79,200,000。
原発の停止や温暖化という事態を前に、あまりにも少なすぎる。小手先をとおりこして、小額のちょっとした宣伝費にしかすぎない。原発の必要性を高めるために許可されたとしか思えない北陸新幹線の敦賀延伸の費用を、すべてこういった予算に割り当ててもいいと思うが、これに比べれば、補助金額はゼロにひとしい。
恐らく、こういった小手先の脱原発がこれからまかり通ることになるだろう。
まとめです。
推進派は段階的原発廃止を説く小手先の「脱原発派」になった。脱原発といいながら実は小手先だけの脱原発。原発体制温存、原発再稼働を説き続ける。
脱原発を隠れ蓑に、原発再稼働に向けて、ちゃくちゃくと外堀を埋めている。
反対運動の手を緩めてはならないだろう。
恐ろしい未来を何としても阻止しなければ。
記:ふっ
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